長いアプローチで前庭を魅力的に演出

西条町土与丸 K邸

重厚なレンガを効果的に使った門

家を新築されたKさん宅の同時進行で施工した庭にはこだわりがいっぱいです。

「本当の庭造りはこれから。20年、30年後まで楽しめるしっかりしたエクステリアをと、今回は、庭造りの核となる場所として、門、アプローチ、玄関廻りなどに予算を重点的に使いました」とご主人。ともすると持て余しがちな広い庭をうまく活用した注目のプランです。

門から玄関へ続くアプローチアールを多用したやさしいデザインです

波型のかわいい塀は、道路の正面にある勝手口の目隠しの役目を果たします

“長いアプローチが庭を歩く楽しみを生む”

玄関の正面に造る予定だった門を、あえて玄関から離して配置したことが、デザイン面での大きなポイント。門と玄関を長いアプローチでつなぐことで、庭を歩く楽しみをつくりました。

レンガのユニークな使い方も見習いたい点。階段の段差部分には、縦に並べて縁取りに。また、アプローチや駐車場のアクセントとしても利用。庭に統一感を持たせる役目も果たしています。

レンガの立水栓は庭仕事を楽しくさせてくれます。ウサギ形の蛇口は握りやすくて実用的です

“妥協を許さない熱意がカタチに”

全体のデザインのみならず、細かい部分まで趣向が凝らされ、関心するばかりのKさん宅の庭。それもそのはず、実は、ご主人と若田緑地建設とが、10回以上も話し合い、そのたびに図面を作り替えて仕上げた力作なのだそうです。

「ご主人の熱意に、“もっと良いプランを”という気持ちが沸きました」と社長。

また、「思いをたくさい聞いてもらい、丁寧に対応してもらったおかげ」とご主人。

妥協のないご主人と同社とが一体となって造り上げた自慢の庭です。