職人の技と心意気が生きた庭

三次市君田町 M邸/若田緑地建設

花台のあるレンガの門柱

「何より満足しているのは、私の言ったことを忠実に表現してくれたこと。簡単なようで、とても難しいことなんです」若田緑地建設の仕事ぶりをこう評価するのは、娘さん宅の外構を依頼したMさんのご主人。Mさん自身がデザインしたという思い入れたっぷりの外構です。

花壇で囲み、道行く人にも緑を楽しませる外構

鉢植えや庭造りが趣味というMさん。何でも腰を据えてやるタイプというだけあり、娘さん宅の庭造りへの情熱もかなりのもの。鮮やかなパンジーをはじめ、コニファー・モミジ・モッコク・・・とさまざまな植物が見事なバランスで配置され、みずみずしい緑が新築の家を引き立てます。

「庭木が生きるのは外構がいいから。その外構は、目に見えない部分が狂いなく造られてはじめて良い物が完成するんです。職人さんたちが、そのことをよく理解していると感じました」外構の知識が豊かで、物づくりにしっかりとした持論を持つMさんだけに、「いい仕事を残したい」という職人さんの技術や心意気は、人一倍強く感じたようです。

「総合的に見て、私の能力を最大限に表現できた庭になったと思います。訪ねてきた知り合いの業者にも、プロの目から見ても丁寧な仕事をしていると言われ、ご近所からも好評です。いずれは、できるだけ家にマッチして手のかからない木を植栽して娘に残したいと思っています」と、一言一言慎重に言葉を選びながら話す様子は、誠実さと娘さんへの愛情がのぞきます。

緑が息づくステキな庭は、そんなMさんの熱い想いを受け止めた若田緑地建設や職人さんとの見事な合作を生み出しました。